
ConoHa WINGサーバーに既にあるブログサイトとは別に、追加サイトを別ドメインとして立ち上げ、マルチサイトにしたいという方のための手順を、ご紹介していきたいと思います。
ConoHaサーバーは値段も安いですが、性能も高くコストパフォーマンスにすぐれています。巨大なサイトではない限り、1サーバーで複数サイト(マルチサイト)を運営しても特に問題はありません。
もし、ConoHaサーバーがはじめての方は、サーバーの新規立ち上げからの手順を以下からご参照ください。

追加するドメインの取得
まずドメインの取得から行います。
メニューの「ドメイン」を選択し、「ドメイン取得」をクリックします。

ドメイン検索
次に追加したいドメイン名を入力して検索します。

以下のようにcomやjp、netなどの候補がでます。それぞれの右側に「取得できません」かまたは「カートに追加」が表示されます。
好みのドメインが「カートに追加」になっていたら、ドメインが取得可能ですので該当する「カートに追加」をクリックしてください。
もし好みのドメインがなかったら再検索できます。


上記の「ドメイン検索画面」右上に左記のドメイン費用の金額が表示されます。
私の場合500円引きになっていますが、これは誕生日にConoHaさんからプレゼントされたクーポンが適用されたからです。
誕生月にはいろいろなメールが送られてきますが、ほとんどメッセージとともに壁紙が送られてきますが使うことはないです。
1年間有効だったので、来年の更新費用に使えると喜んでいました。良い会社だと感じました。
長くなりましたが、「次へ」をクリックしてください。
ドメイン情報の入力
ドメイン情報をアルファベットで入力してます。恐らく初回登録した時の情報で初期表示されていると思いますが、ご確認してください。
「WHOIS代行設定済み」なので、個人情報が他の人に見られることはありません。
問題なければ「次へ」をクリックしてください。

決済およびドメインの確認
ここは登録済みのクレジットカードがあれば、最初からカード情報が表示されていますので確認して「決済」をクリックすればOKです。
別のクレジットカードにしたい場合は、「新規カード」を選択してカード情報を登録して決済を行います。

決済が終わるとドメインが追加されたことが確認できます。
最初のドメインは①です。今回追加された②の横に「ドメイン更新」と出ていますが今は何もしなくて良いです。最初のドメイン①は、更新料が永年無料なので表示されていないだけです。
これで無事に新しいドメインが取得できました。

新ドメインをサーバーに設定
メニューの「サーバー管理」、「ドメイン」を選択し、画面右上の「ドメイン」をクリックしてください。

新しいドメインを入力します。「新規ドメインを追加」で無料独自SSLが「利用する」になっていることを確認してください。
良ければ「保存」をクリックしてください。

上記ドメイン名を間違うと以下のようなエラーがでます。.netとすべきところを.comと入力してしまいました。
このような場合、正常なドメインを入力して再度「保存」をクリックしてください。

正常にドメインが追加されました。「はい」をクリックしてください。

これでサーバーへのドメインの設定もできました。

WordPressのインストール
メニューの「サイト管理」、「サイト設定」を選択します。
もしサイトが新しいサイト(ドメイン)ではなかったら「切り替え」をクリックしてサイトを変更してください。緑色の電源マークに今のサイトが表示されています。
「+アプリケーション」をクリックしてください。

上から順に「アプリケーション」、「インストール方法」、「バージョン」は初期表示のままでOKです。
「URL」は「WWWあり」か「WWWなし」のどちらでも良いと思います。最近は「WWWなし」が多いのではないでしょうか。URLの入力欄はこだわりがなければ必要ありません。
「サイト名」を入力します。後からでも変更できます。
WordPress用の「メールアドレス」、「ユーザー名」、「パスワード」を入力します。
データベース用の「パスワード」を入力します。
2つのプラグインはチェックのまま、「保存」をクリックしてください。


これでWordPressも自動でインストールされます。
新しいサイトも以下のように立ち上がりました。まだ何も無いWordPressのオリジナル画面です。

SSLの設定
最後にSSLの設定を行います。以下をご参照ください。サーバー側の設定とWordPressの設定があります。

これでConoHaサーバーへの新規サイト追加が完了し、複数ドメインを持つマルチサイトになりました。お疲れさまでした。
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