信州・高峰高原から黒斑山への登山 ー 浅間山絶景ポイントへ

浅間山(あさまやま)の絶景ポイントを求めて、今回は高峰高原(たかみねこうげん)から黒斑山(くろふやま)へ登山しました。登山といってもピッケルやロープといった装備ではなく、厚手の登山靴程度の装備です。

浅間山は今でも活火山であり、軽井沢、小諸、佐久などの東信地方にとっては、恐れや信仰の対象であり、また皆に愛されてきた地域のシンボルといった山です。


今回向かう高峰高原から標高2000m以上の高地には、可愛らしい高山植物が咲いており登山をより楽しませてくれます。

黒斑山を目指す途中にある、剣ヶ鞘(けんがさや)・トミーの頭(かしら)などから間近に見る浅間山は、それまでの疲れが吹き飛ぶほどの絶景です。


浅間山は、長野県北佐久郡軽井沢町及び御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村との境にある安山岩質の標高2,568mの成層火山。山体は円錐形でカルデラも形成されており、活発な活火山として知られる。

ウィキペディア

(注)浅間山は活火山です。登山の際は、噴火警戒レベルを必ず確認してください。
  https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/306.html

高峰高原(たかみねこうげん)

高峰高原は、浅間連邦の北側に位置し、小諸市(こもろし)の北部にある高原地帯です。6月から9月にかけて高山植物が咲き乱れ、登山客や観光客が多く訪れます。また、冬はスキー場(アサマ2000パーク)で、上質なパウダースノーを楽しむことができる場所です。

しなの鉄道の小諸駅(標高663m) から 黒斑山登山口のある高峰高原(標高2000m) まで約17キロ。車ですと30分程度で標高差1337mを一気に登って行きます。

小諸駅から車で10分ほど坂道を上った道路の脇にはりんご畑が連なっており、秋になると真っ赤なりんごがなり、とてもいい景色です。この辺りはりんご農家も多いです。もっと上って標高1000mを越え、チェリーパークラインに入ると結構きついカーブが連続しますが、晴れていれば遠く富士山まで見ることができます。

高峰高原までのアクセス

電車やバスでのアクセス

登山口まで、バスの利用が可能で、気軽に行くことができます。

■佐久平駅・小諸駅からバス利用の場合
  佐久平駅⇔車坂峠 JRバス「高峰高原行」60分 ¥1,400
  小諸駅⇔車坂峠  JRバス「高峰高原行」45分 ¥1,070
   時刻表 (1日 2往復)

■新宿から高速バス(直行便)
  新宿駅⇔高峰高原 JRバス1日1往復 
   時刻表 (1日 1往復)行き:JR3号 帰り:JR16号
   料金  片道3,150円 早割り有

 

車でのアクセス

■上信越自動車道を利用の場合
小諸ICから県道80号線(浅間サンライン)を軽井沢方向に6km進んだところにある1つ目のトンネルを抜けるとすぐに「高峰高原」の案内板があります。そこを右折し、市道に合流したら10Kmほどひたすら坂道を上って行きます。

■一般道を利用の場合
 国道18号線の「坂の上南」の交差点から坂の上小学校の前を道なりに上って行きます。交差点から約15Kmです。

駐車場(無料)

登山口近くに無料の駐車場が2か所あります。

Googleマップ

高峰高原ビジターセンター駐車場 (①②)
   長野県小諸市高峰高原

高峰高原ホテル駐車場(③)

私たちはビジターセンターの道路に面した②の駐車場に停めましたが、高峰高原ホテルの駐車場③も登山者が利用可能なようです。裏側に公共トイレがありますので便利かと思います。

登山ルート

車坂峠登山口から黒斑山までの往復距離は約5Km。標準所要時間は5時間です。
私たちは、表コースで登り、帰りは中コースで下ってきました。

9:30 登山スタートです。

長野県山岳ガイドホームページ

車坂山の高山植物

30分ほど歩くと、可愛らしい高山植物が現れました。赤い実はコケモモです。

コケモモ


花の名前はほとんど知らないのですが、可憐でかわいいです。

マツムシソウ

眼下に佐久平

車坂山頂上からしばらく下りになり、再び登りに。がれきの道ですが、見晴らしの良い場所にでました。眼下手前が小諸市。遠くに佐久平が広がっています。

槍ヶ鞘(やりがさや)

11:00 槍ヶ鞘(2281m)到着
浅間山が真正面に見えました。思わず「うぉー」と声が出てしまいます。
山頂付近は紫色の地肌で美しく、とても雄大な山です。



槍ヶ鞘から写真左側の岩場方面を見ると、何名かの登山者が石がゴロゴロした荒れた道を上っていました。岩場のテッペンがトミーの頭(かしら)です。

気を抜けば転落してしまうのではないかと思うほど危険な道に見えます。ちょっと想定外でした。
登山初心者の私たちには、なかなか厳しいなと思い、ここで下山することにし、お昼を食べ始めました。

お昼を食べていると、次から次に登山者がやってきます。

皆、浅間山の写真を撮ると、そのままトミーの頭に向かって進んで行きます。

一人の登山者に声をかけてみました。「山側を歩けばそんなに危なくないですよ」とのこと。
何回も登っているとのことで、その方の言葉を信じ、私たちも先に進むことにしました。
もう、おにぎり食べちゃったんですけど・・・・。


トミーの頭(とみーのかしら)へ

槍ヶ鞘から一旦下り坂になります。すぐに分岐があり、黒斑山方向に進みます。
(帰りは、ここから車坂峠(中コース)を下ることになります。)


ここからが、先ほど槍ヶ鞘から見た、危険な登坂です。


やはり危険な場所なのでロープが張られています。ただ、遠目で見たよりは道幅がひろいので、山側を歩けば安全です。

花子はなるべくロープから離れた山側にくっつきながら登って行きました。景色はとてもいいです。
やはり緊張はしましたが問題なく登ることができました。


槍ヶ鞘から15分。11:50 トミーの頭(2320m)に到着しました。
先ほどよりさらに浅間山が近くなりました。



この場所、凄いんです。すぐ後ろは、断崖になっており、花子はここに座って写真を撮ってもらうのがやっとだったんです。

でも、この裏の岩に、腰を下ろしお昼を食べている人もいて・・・
景色は最高だというのはわかるのですが、とても真似できません。


↓ トミーの頭から撮影した浅間山の第一外輪山です。左側から蛇骨岳(2366m)・仙人岳(2319m)・鋸岳(2254m)。
この写真に黒斑山(2404m)が映っていなかったのが、黒斑山も浅間山の第一外輪山となります。

黒斑山(くろふやま)

トミーの頭からなだらかな上り坂を歩くこと15分。
12:10 黒斑山(2404m)到着。

浅間山(正確には浅間山の第2外輪山の前掛山(2524m))が目の前に迫って大迫力です。
こんなにきれいに見えることはそうそうないんじゃないかと思います。
最高に良いながめで、剣ヶ鞘で引き返さずにここまで登ってきて本当に良かったと思いました。

長野県山岳ガイドホームページ

下山

黒斑山でしばらく景色を堪能し下山です。
トミーの頭を通り、再び分岐まで来ました。


この分岐から、今度は中コースを通り下山します。

「中コース」は、谷間を歩く感じで、岩がコロコロしていていたり、段差があったりと「表コース」より歩きずらく、登山靴を履いていても結構膝に負担がかかりました。
やはり、登山道としてのお薦めは「表コース」です。

13:30 登山口に戻ってきました。
9:30 にスタートしたので、トータル4時間で戻ってきました。

天気に恵まれ、浅間山の絶景も見ることができ大満足でした。

高峰高原ホテル

久しぶりの登山で、足がだいぶ疲れましたので、高峰高原ホテルのラウンジで、ちょっと休憩しました。

こちらのホテルのラウンジがすごくお薦めです。
大きなガラス張りになっており、小諸市が一望でき、佐久平・八ヶ岳連峰を眺めることができます。

また、晴れていれば富士山をまで見ることができます。
窓側には望遠鏡も置かれており、遠くの山々の景色を楽しむこともできるんです。

頑張って登山したご褒美に、こちらでソフトクリームを食べました。
窓からの素晴らしい景色とおいしいソフトクリームで登山の疲れが吹っ飛びます。

天気さえ良ければ、いつでも絶景を眺めることができますので、みなさまもいかがでしょうか。

今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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