
ガイドさんとのホテルから湯畑までの散策が終わり、その後湯畑周辺から西の河原(さいのかわら)を散策しました。
湯畑については以下をご覧ください。
湯畑周辺
7・8年前に来た時に比べ、新しい建物が増えていました。
湯路広場
2017年に出来た「湯路広場」。広々としています。イベントなどが行われるようです。


御座之湯
草津三湯の一つ。江戸~明治の湯屋を再現しており、2017年に完成しました。
湯畑源泉と万代源泉をかけ流しにしています。

白旗乃湯(共同浴場)
共同浴場で、無料で入浴できます。


熱乃湯
あの有名な?湯もみショーと湯もみ体験ができます。


湯畑から西の河原(さいのかわら)へ

湯畑から、お土産屋さんが建ち並ぶ西の河原通りを通り、徒歩10分程度の西の河原に向かって歩きます。

温泉街らしく射的屋さんがあり、中は賑わっていました。

左手側の饅頭屋さんで、出来立ての饅頭とお茶を無料で配っています。
ガイドさんから、「お茶をもらうと、湯呑を店の奥に返さねばならず、饅頭を買わずに店を出ずらくなります」と、アドバイスがあったので、饅頭だけ受取り、そのまま先に進みました。

数年前、80代の伯母とこの通りを歩いた時、伯母は、2軒の饅頭屋さんから3個の饅頭をもらい食べ、
「饅頭を食べ過ぎ胸焼けがする」といって、夕食を残してしまいました。
積極的に饅頭を配ってきますが、食べ過ぎには注意です。
西の河原の手前に片岡鶴太郎美術館がありますが、木曜日は休館日でした。

西の河原

西の河原は、温泉街の西方にあるので、この名がついているようです。「賽の河原」から来た名前だと思っていました。
岩がごろごろした河原の至る所に、温泉の池があります。
数年前になかった遊歩道が整備されており、歩きやすくなっていました。ここ数年湯畑も含め草津全体がかなり整備されてきた感じです。

縁結びのお地蔵様と6体のお地蔵様がおられました。

向かって右端が「夫婦円満・子宝地蔵尊」。2体が一緒になっています。
その隣が「ぴんころ地蔵尊」。ぴんころ地蔵というと、長野県佐久市のぴんころ地蔵が有名ですが、草津にもいらしたんですね。草津の温泉に入ると健康で長生きができそうです。

ベルツ・スクリバ両博士胸像があります。
両名ともドイツ出身で、ベルツ博士は内科、スクリバ博士は外科の教授として日本に来て、草津温泉を世界に広められたそうです。
宿泊しているホテルの前の道は、「ベルツ通り」という名前です。草津に多大な貢献をした博士なんですね。

ベルツ博士は、「日本温泉医学の父」として、伊香保温泉露天風呂にも像が建っていました。
更に河原の上流に向かうと、大きな足湯がありました。のんびりできていいですね。

温泉が流れてきています。

西の河原露天風呂
草津三湯の一つ。男女合わせると500㎡と日本でも有数の広さを誇る露天風呂です。

草津で最も湯量が多く高温の万代源泉を使用しており、泉質は、酸性塩化物硫酸塩温泉。
なんと、pH1.5というのは驚きです。


ホテル出発から2時間半かけて、草津を散策しました。
数年前に来た時に比べ、中心地の公共の建物が整備され、至る所に温泉と足湯があり、とても魅力的になったと思いました。
今回の草津旅行では、ホテルの温泉しか入りませんでしたが、草津三湯や共同浴場めぐりをしてみたいと思います。
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