斑尾山の山頂(標高1,382m)を目指してトレッキング

斑尾(まだらお)高原は、山頂や点在する湿原や湖・沼を結ぶトレッキングルートが多数あり、環境が充実しています。

今回は、ホテルタングラムから斑尾山山頂までの「斑尾山山頂トレイル」を歩くことにしました。

なお、斑尾山山頂を起点に長野県と新潟県の県境となる関田山脈のほぼ尾根沿いを縦走する総延長80Kmにも及ぶ「信越トレイル」も整備されているとのことです。

斑尾山山頂トレイル

 

ホテルタングラムパンフレット

【コース長】約10Km
【標高差】 575m (ホテルタングラム 標高807m、斑尾山山頂標高1,382m)
【所要時間】約4時間
【順 路】
 ホテルタングラム→①→②→③→④→⑤→⑥→野尻湖テラス・第一展望台→第二展望台→信越トレイル合流地点→斑尾山山頂(標高1,382m)→大明神岳(標高1,350m)→信越トレイル(万坂・山頂トレイル)→水辺の広場→ホテルタングラム

  

ホテル(標高807m)~野尻湖テラス(標高1,100m)

 

●9:00 ホテルタングラム出発

ホテル前のこのリフトに乗ると、野尻湖テラスまで約10分で到着ですが、リフト乗り場を素通り。

野尻湖テラス観光リフト

●9:02リフト乗り場の横にある案内板①を通過です。

しばらくリフト横をゆり園を見ながら歩きます。咲いているゆりは残り少ないです。

ゆり園

 

9:07 案内板②通過。

ここから、右に曲がり、スキーシーズンはゲレンデの迂回コースとなる道を進みます。

 

林の中かと思いきや、日影がほとんどありません。結構しんどい。
途中水分補給をしながら進みます。

 

●9:18 案内板③到着(標高920m)。

 

右側に、黒姫山(2,053m)がはっきり見えます。

案内板③から見た黒姫山

 

③の案内板から50m程度上ると、頂上が雲に覆われた妙高山(2,446m)が見えました。

妙高山

 

 

●9:24 案内板④通過。

ちょっとだけ日影。こまめに水分補給です。

 

右下にはホテルタングラムが見えます。

 

再び炎天下。

 

●9:30 案内板⑤分岐点に到着。

ここから、リフトを見ながら、コンクリートのジグザクと曲がった坂道を上ります。
結構きつい坂道です。

 

こう暑くては、リフトで上っている人がちょっと羨ましい。

●9:45 再びゆり園がありました。上のほうまでゆり園が続いています。

ホテル付近に比べたらまだ花は残っています。
テラスまで、あと一息です。

野尻湖テラスまで続くゆり園

 

 

●9:50 案内板⑥通過。野尻湖テラスはすぐそこです。

 

 

 

 

野尻湖テラス・第一展望デッキ(標高1,100m)

 

●9:52 野尻湖テラス到着。

スタートから約50分で野尻湖テラスまでやってきました。
炎天下で喉が渇き、ここまでで、約1リットルの水を飲みほしました。
背中のタオルも汗でびっしょりです。

テラスの木製ブランコと鐘

 

いい眺めです。暑い中登ってきた甲斐がありました。

写真左側に野尻湖と黒姫山(2,053m)。写真中央が妙高山(2,446m)。

第一展望デッキ

 

 

 飯綱山(1,917m)・戸隠山(1,904m)・黒姫山(2,053m)・地蔵山(2,073m)

展望デッキからの眺め

野尻湖は、ナウマンゾウの化石が発見された湖としても有名で、湖畔にはナウマンゾウ博物館があります。

野尻湖
 【所 在 地】長野県上水内郡信濃町
 【面  積】4.45Km
 【周 囲 長】16Km
 【最大水深】39.1m
 【平均水深】21m
 【水面の標高】657m

 

 

第一展望デッキ~第二展望デッキ

●10:00 第一展望デッキ出発

 

第一展望デッキ(野尻湖テラス)から信越トレイルの合流まで0.9Km。合流地点まで行けば斑尾山山頂は近いです。  
第二展望デッキまでは100m。

 

整備されたゆり園の中の石段を上ってきます。

第一展望台上のゆり園

 

標高1000m以上になると、まだ見頃のゆりも多くあります。

 

第一展望デッキ&テラスからだいぶ上がってきました。

 

第二展望デッキ

 ●10:05 第二展望デッキ到着。

こぢんまりとした展望デッキです。

第二展望デッキ

 

第一展望デッキより、山が近くに見える感じがしました。

第二展望デッキからの眺め

 
写真中央の山頂が雲に覆われた山は妙高山です。

斑尾山山頂(標高1,382m)を目指して

 第二展望デッキからは山道になります。高山植物を楽しみながら登ります。

アザミとキアゲハ

 

●10:18 小さな広場にでました。1つだけポツンとベンチが置かれています。

 

●10:30 先の方にゲレンデが見えていますので、信越トレイル合流地点(標高1,320m)まであと少しです。

第一展望デッキからの標高差約200mですので、ここまで結構な傾斜道を登ってきました。

 

あと、100mくらいで合流地点というところまで来ましたが、ここまで一人も登山者と会っておらず、なんとなく熊が出そうな雰囲気になってきたので、今回は山頂まで行くのを断念することにしました。

先日、観光客が多い上高地のキャンプ場で熊に襲われたというニュースを見たばかりでしたので。

下山

10:45 野尻湖テラス到着

先ほど、30分掛けて苦労して登った山道を、15分で下り、再び野尻湖テラスまで戻ってきました。
テラスで15分ほど休憩。何度見てもいい眺めで飽きません。

ラウンジもありますので、内部を見学。

野尻湖ラウンジ入口

 スキーシーズン、暖をとりながら景色を眺めるにはもってこいの場所です。

野尻湖ラウンジ内

 

 

11:15 案内板⑤分岐点到着。

15分程度で野尻湖テラスからここまで下ってきました。下山は、迂回ルートを使わず、案内板②へ直に下っていきます。

下り 案内板⑤

 

結構斜度があるので、膝を痛めないよう気をつけて下りていきます。

お盆を過ぎるともう秋ですね。すすきの穂がきれいです。

 

緑の中に、白樺の木が映えます。

  

●11:25 案内板②通過

下り 案内板②

 

DSC_1115

 11:30 ホテルタングラム到着

野尻湖テラスから30分で下りてきました。

この日出会った高山植物

 

今回は、当初の予定とは異なり、斑尾山山頂まで行きませんでしたが、約5.5kmの行程を2時間半かけてトレッキングしました。

高原とはいえ、日差しも暑さも厳しかったですが、展望台からの景色は素晴らしく、登った甲斐がありました。

次回は、もう少し登山者が多い時に、是非山頂まで行ってみたいと思います。

《ホテルタングラムについてはこちらをご覧ください。》

信州北部の斑尾東急リゾート、ホテルタングラム・東急ハーベストクラブ斑尾
連日の猛暑。高原で少しでも涼しく過ごそうと長野県北部、新潟県の県境近くにある北信濃の斑尾高原に行ってきました。宿泊したホテルは、部屋の窓からは、黒姫山を見ることができ、ゲレンデ隣接のリゾート感満載のホテルでした。ホテルの様子をご案内いたします。

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