■2019/3/22(金)
【経路】熊野古道センター→花の窟→松本峠・鬼ヶ城→道の駅ウミガメ公園
【天気】晴れ 【走行距離】151キロ

《前日の行程はこちらです》
三重県立熊野古道センター

今日は、まず熊野古道センターに行き、熊野古道の情報集めをする予定です。
7時半に道の駅を出発。県道260号線でリアス式海岸を左手に見ながら進みます。カーブとアップダウンの多い道です。ガソリンが残りわずかとなっていたので、給油したかったのですがどこも高め。70キロ程走ったところにある紀北町で国道42号に合流しほっとしました。しかし紀北町でも158円/L。今までで一番高い。とりあえず、10Lだけ給油し出発です。
9時半 三重県立熊野古道センター 到着。
■三重県立熊野古道センター
https://kumanokodocenter.com/
三重県尾鷲市大字大字向井12-4
熊野古道センターは、交流棟と展示棟にわかれており、まずは交流棟の受付に行き、職員さんに熊野古道のパンフレットをいただきました。多くのパンフレットがあるのですが、どのパンフレットがよいか丁寧に選んでくださいます。ここから比較的近いところにある熊野古道松本峠についても説明いただき、まずはそこへ行くことにしました。
その後、展示棟に移動し、模型を見ていると、先ほどの職員さんがこちらにも来てくださり、説明をしてくださいました。とても親切な女性です。
最後に、センターの前で写真まで撮って下さいました。

正面左側が交流棟、右側が展示棟です。窓が大きく明るい建物です。
花の窟 (はなのいわや)

熊野古道センターを出発し松本峠に向かったのですが、なんと入り口がわからず通り過ぎてしまい、道の駅熊野 花の窟まで来てしまいました。
■ 道の駅熊野 花の窟
https://www.michi-no-eki.jp/stations/view/11979
三重県熊野市有馬町137
まずは、道の駅に駐車し、世界遺産「花の窟神社」へお参りです。
■ 花の窟神社
https://hananoiwaya.com/index.html
花の窟とは
神々が眠る日本最古の地・花の窟
花の窟は、神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。平成16年7月に花の窟を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されました。
花の窟神社ホームページ
駐車場から茶屋の前を通り神社に向かいます。



高さ45メートルの巨岩が、花窟神社の御神体で、神社の建物はありません。
岩の高さにびっくりです。写真に上部が写っていないのが残念です。
熊野古道 松本峠
道の駅花の窟から若干戻り、鬼ヶ城センターの駐車場に車を停め、ここから熊野古道 伊勢路の松本峠に向かいます。
■鬼ヶ城センター http://onigajyo.mie.jp/
■熊野古道 松本峠 https://www.kumano-kankou.info/kumanokodo/matsumoto/

国道42号線沿いに登り口があります。松本峠との標高差は120M。約3キロの距離を歩きます。

国道42号線の脇から登り始めます。↑

登り始めの石段はきれいに整っています。↑

昔のままの石段です。↑
ここは、熊野古道の中でも、最も古道らしい雰囲気を残していると言われています。

この竹林を過ぎるとやっと峠です。↑

ここが松本峠です。↑
速足で登ってきたので、3月だというのに半袖で十分な程暑いです。登り口から峠まで20分かかりました。


少し下ると道しるべがあります。↑
国道から500Mの距離ですが、随分登ったのでもっと歩いた気がします。ここから、右方向 鬼ヶ城跡へ向かいます。

松本峠の分岐から緩やかな登坂を20分程歩くと見晴らしの良い城跡につきました。

鬼ヶ城は、1521年この辺の一帯を治めていた有馬和泉守忠親が築いた隠居城です。標高153mの山頂に築かれた城は東西30m、南北330m、堀切を3ヶ所、城廓を十数ヶ所有するこの地方最大規模の山城でした。

城跡から5分で見晴台にでます。眼下には雄大な熊野灘が広がっていて、海がとても青いです。
ここから、左方向に下っていくと10分程度で、鬼ヶ城センターの駐車場に戻りました。
ぐるっと周って1時間程度したが、熊野古道 伊勢路 松本峠と山頂からの眺めを充分堪能しました。
鬼ヶ城(おにがじょう)
鬼ヶ城センターの駐車場から海側に向かうと、名勝 鬼ヶ城です。
■ 鬼ヶ城
http://onigajyo.mie.jp/onigajyo.html
https://onigajyo.jp/
伊勢志摩から始まるリアス式海岸の南端に位置し熊野灘の荒波に削られた大小の海蝕洞が1.2Km続く凝灰岩の大岸壁です。高さ2~4mの崖は階段上になっており、数回にわたる急激な地盤隆起のあとが見られます。波蝕洞の入口はどれも鷹のクチバシのように先端が尖り、天井部分には蜂の巣状の風蝕跡が見られ床面は板のように平らな棚となっています。中でも東口にある千畳敷は上下2段の大きな岩窟で鬼ヶ城の一番の見どころです。
鬼ヶ城センターホームページ

ここから、海沿いの遊歩道を進んでいきます。荒削りの大岩が連続しており、迫力があります。



千畳敷。凝灰岩が海蝕されてできた大洞窟です。上段下段に分かれ高さ約15m、広さ約1500平方mもあります。
ここより先は、残念ながら通行止めとなっていますので、引き返すことにします。
鬼ヶ城センターの土産売り場を見学し出発です。
道の駅ウミガメ公園
再び国道42号で花の窟神社前を通過し、道の駅ウミガメ公園に向かいます。紀北町で10Lしか給油しなかったので、ガソリンスタンドを探しながら進むと、混んでいるスタンドを発見。セルフスタンドでなんと128円/L。紀北町で158円/Lだったので、びっくりの安さです。
■セルフィックス熊野SS / 日商有田(株)
https://gogo.gs/shop/2499000041
三重県熊野市有馬町5655
満タンに給油し、お得感いっぱいでスタートです。
16時 道の駅紀宝町ウミガメ公園到着。
■道の駅紀宝町ウミガメ公園
https://umigamekouen.com/
三重県南牟婁郡紀宝町井田568-7
物産館の他にウミガメ資料館や飼育棟・ドックランがあり、ファミリーで楽しめる道の駅です。物産館の中に、情報室があります。
夜は、駐車している車は少ないです。国道沿いにありますが、夜の交通量は少なく静かに過ごせます。明け方からエンジンをかけたままのトラックの駐車が増えました。

https://umigamekouen.com/information/


【トイレ情報】
きれいで清潔です。
女性用:洋6、和1、オムツ替え1、ウオシュレット 有、便座クリーナー 無、洗面台4
男性用:洋3



写真はすべて女性用トイレです。
今日は、長距離を移動し、峠も歩き、結構ハードな一日でした。三重県に入って4日目。三重県は見どころ満載です。
【本日の支出】
項目 | 金額 | 備考 |
食料 | 1,810 | |
外食 | ||
ガソリン | 4,760 | 35L |
入浴 | ||
駐車場 | ||
その他 | ||
合計 | 6,570 |
《翌日の行程はこちらです》
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