中山道 木曽路 奈良井宿

■2019/10/7(月)

中山道 クラブツーリズム歴史街道歩き旅

中山道 奈良井宿(ならいじゅく)とは

 ■奈良井宿
   長野県塩尻市大字奈良井

中山道(なかせんどう)は、江戸時代に整備された五街道の1つで、江戸の日本橋と京都の三条大橋を内陸経由で結ぶ街道です。奈良井宿は、中山道の34番目の宿場町として、奈良井川に沿って約1キロに渡り街並みを形成しています。木曽11宿の中では最も標高が高く、難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた奈良井宿は「奈良井千軒」と謳われ木曽路一番の賑わいでした。

パンフレット

奈良井駅

奈良井駅は、奈良井宿の北端に位置します。駅の利用客は少ないようで、上り・下り各1時間に1本の電車が来ます。
外国人のカップルが電車を待っていました。

街並み

パンフレット



昭和43年から街並み保存運動が始まり、昭和53年に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
千本格子の旅籠や民芸品店が並び、江戸時代の街並みが残されています。



奈良井宿には、旅人の乾いたのどを潤していた6か所の水場があります。
宿場の江戸側から一番最初にある「下町」水場です。



奈良井宿には、8軒の宿屋があります。
旅館あぶらや。街道時代は、油屋だったようです。



いかりや町田民宿



三番目の水場の「横水」水場。



街道は山に挟まれています。
島崎藤村「夜明け前」の ”木曽路は全て山の中” が、頭に浮かびました。
読んだことはないのですが・・・



市指定有形文化財 中村邸
櫛問屋中村利兵衛の屋敷で、奈良井宿の典型的な町屋の様式。

↑ 長くのびた軒の庇(ひさし)をおさえた猿頭(さるがしら)と呼ばれる桟木(さんぎ)
正面から見ると猿の頭のに似ていることから名づけられたとのこと。

長泉禅寺

奈良井宿の中ほどに、外国の人が頻繁に出入りしている小道があったので、そこに入っていったらお寺がありました。

 ■長泉禅寺
  長野県塩尻市奈良井365

徳川家光の時代、宇治茶を江戸まで運ぶ「お茶壺道中」の本陣だったとのこと。

自由に出入りできたので、中で写真をとらせていただきました。
入り口正面には「長泉禅寺」と書かれた扁額。



入り口天井に、見事な竜の絵が描かれていました。

木曽の大橋 

奈良井川にかかる「木曽の大橋」
総檜造りの太鼓橋で、橋脚を持たない橋としては日本有数の大きさ。

太鼓橋

駐車場 

奈良井駅前に有料駐車場がありますが、無料駐車場も近くに3か所あります。
3か所とも中央本線を地下道で通り抜け、奈良井宿に行きます。

 道の駅奈良井木曽の大橋 (おすすめ)
  長野県塩尻市大字奈良井790−26
  普通車28台、身障者用2台、大型車15台、中型車(マイクロバス)2台
  EV充電ステーション1台

  駐車場が広く、中央本線の地下道に一番近いです。

 
 ②木曽大橋東駐車場(国道19号沿い)
  普通車12台、身障者用3台、大型車3台

  国道沿いにあるので、駐車しやすく、木曽の大橋を渡って奈良井宿に行けます。
  駐車できる台数が少ないのが難点です。

 
 ③木曽大橋西駐車場
  普通車51台、身障者用1台

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