白駒池(しらこまのいけ)は八ヶ岳中信高原国定公園で、天狗岳への登山口になる麦草峠近くにあります。近くには樹齢数百年の原生林と苔の世界もある風光明媚なところです。
また、少し離れた場所にある無料の駐車場もご紹介します。ここから白駒池へのルートも美しい景色でした。
2019年は8月と9月に1回ずつ、計2回 白駒池に行ってきました。

花子のいとこが白駒の池を水彩画で描いていて、とても素敵な絵画だったので、是非行ってみたくなったのです。
8月は子供と、9月はマンボウと行ってきました。
8月は小雨の日。有料駐車場の売店で雨具を購入し散策。
9月は、今にも雨が降り出しそうな雲が厚い日でした。登山の身支度をしていったのですが、急遽登山はとりやめ、8月とは違うルートで白駒池を一周しました。
両日ともあまり天気には恵まれなかったのですが、晴れていなくとも素晴らしい場所でまた行きたいと思える場所です。
白駒池は、白駒峰の噴火により大石川(信濃川水系)がせき止められて誕生した堰止湖である。池の大きさは面積0.11平方キロメートル、周囲長1.35キロメートルで、標高2,000メートル以上の高地にある湖としては日本一である。
ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%A7%92%E3%81%AE%E6%B1%A0
白駒池までのアクセス
■白駒の池
長野県南佐久郡佐久穂町・小海町
佐久穂町と小海町の境にある池です。
●上信越自動車道方面から行く場合
佐久小諸JCTより中部横断自動車道に入り八千穂高原ICで降ります(佐久北IC-八千穂ICは無料区間)。
国道299号線(メルヘン街道)で、約24キロ。30分程度で駐車場に到着です。
●中央道方面から行く場合
諏訪南ICで降り、茅野市より国道299号線(メルヘン街道)で、約30キロ。40分程度で駐車場に到着です。
駐車場

①白駒の池入り口有料駐車場
長野県南佐久郡小海町大字千代里2090-2
《料金》
二輪車 200円
普通車 600円
中型車(マイクロバス) 1,200円
大型車(マイクロバス) 1,800円
※1日券・・・0:00から24:00までの料金となります。 (宿泊等1泊される場合、2日分)

②麦草峠公共駐車場 無料 トイレがあります
長野県茅野市北山
佐久穂町方面から来る場合、有料駐車場を通り過ぎ更に上ると、麦草峠標高2127mの案内板があります。そのまま進み200mくらい下った左手側にあります(国道299号線に面しています)。
私たちは、最初間違えて「麦草ヒュッテ」の駐車場に入ってしまいました。
お間違えないようご注意ください。
麦草峠公共駐車場からスタート

8月は、白駒の池入り口駐車場からスタートし、白駒の池を時計と反対周りで一周して駐車場までもどりましたが、9月は麦草峠公共駐車場からスタートしました。
駐車場から遊歩道を100mほどで麦草ヒュッテの前に出ます。登山する人は、ここで登山届をだします。
登山をするか迷いましたが、天気が良くなかったので、登山は取りやめ白駒池までにしました。
登山届について尋ねてみると「白駒池まででしたら登山届は不要です」との事でした。
遊歩道を歩き始めてすぐのところに、分岐の案内版がありますので、白駒池方面に向かいます。

分岐からすぐに木道になります。松の木や大きな石があり風景が一変します。「黒曜の森」と呼ばれている場所です。日本庭園のような雰囲気です。
8月に来た時には歩いていない場所でとても気に入りました。


木道をさらに進むと苔むした森になります。ここは、「白駒の奥庭」と呼ばれてる場所です。先ほどの黒曜の森とはまた別世界の苔むした風景に囲まれます。

白駒池入り口駐車場からの歩道と合流し、「白駒の森」と呼ばれている、苔の世界になります。樹齢数百年の原生林には、老木・倒木・岩・地面の区別がつかないほどに苔が広がり、神秘的な雰囲気が漂っています。



すぐに白駒の池に到着します。池を時計回りに周っていきました。
標高2115m、池の周囲長1.35Km、40分程度で一周できます。
木道になっていて歩きやすいですが、滑りやすい場所があるので注意して歩いてください。
狭い木道ですので、反時計回りの方とすれ違う時は譲り合って進みます。

白駒荘側から見た白駒の池です。ところどころに白樺が見えます。

白駒の池を一周回り、入り口駐車場側の入り口まで出てきました。

ここからは、車道をてくてく歩き、麦草峠公共駐車場まで戻りました。

帰りも「白駒の裏庭」「黒曜の森」を通って駐車場に戻ってもよかったかなーと後で思いました。
白駒池は、交通の便もよく手軽に原生林を楽しむことができる場所です。
次回は、天気の良い日を選び、是非登山をしたいと思います。
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