飛騨高山 秋の高山祭(八幡祭)

■2019/10/10(木)

今日も朝から快晴です。
大芝高原(長野県上伊那郡南箕輪村)から岐阜県高山市に向かいます。

御嶽山(おんたけさん)

国道361号線を走行中、御嶽山が何度も見えました。

御嶽山は、長野県木曽郡木曽町・王滝村と岐阜県下呂市・高山市にまたがる、標高3,067mの山です。

2014年(平成26年)9月の噴火は、まだ記憶に新しいです。山頂付近は、噴火の火山灰をかぶっているようなグレー色になっています。

車内から見た御嶽山

道の駅たかね工房

長野県から岐阜県に入ったところに道の駅があったので立ち寄りました。


 ■道の駅たかね工房
  岐阜県高山市高根町中洞767-4


営業開始時間前だったので、誰もいません。

休憩していると、松本ナンバーの車が1台きました。

その男性が「キャンピングカーなんですね」と話しかけてきて、給電くんを興味深そうにみていました。これから、高山祭に行くとのことで、春・秋合わせもう10回くらい行っているとのこと。

私たちは、高山祭とは知らず、たまたま歴史ある祭の開催日だったのです。

飛騨高山は、人気の観光地なので普段でも観光客が多いのですが、今日は更に込み合うとのことで、高山市内のお薦めの駐車場まで案内してくださることになりました。

男性の車の後ろについて出発です。本当に親切な方達でした。ありがとうございます。

高山祭とは

 ■高山祭

高山祭は、毎年4月14日・15日に行われる日枝神社(ひえじんじゃ)の山王祭(さんのうまつり)と、10月9日・10日に行われる桜山八幡宮(さくらやまはちまんぐう)の八幡祭(はちまんまつり)の2つを総称していいます。祭の起源は金森氏の時代(1585年から1692年)にさかのぼります。また、今のような屋台(やたい)(祭用の山車(だし))のある祭は、文献によると享保3年(1718年)頃から始まりました。

高山市観光サイト

2016年12月に「高山祭の屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。

秋の高山祭(八幡祭)

高山市内の一方通行の狭い道を通り、駐車場に到着しました。中心地近くの良い場所にありました。案内してくださった男性とは、駐車場で別れ祭り会場に向かいます。

八幡祭は、旧高山城下町の北半分の氏神様である櫻山八幡宮の例祭で、安川通り北側の旧市街地を舞台に行われる祭りだそうです。

また、春の高山祭(山王祭)は、旧高山城下町南半分の氏神様である日枝神社(山王様)の例祭で安川通り南側の旧市街地を舞台に行われる祭りだそうです。

秋の高山祭 パンフレット
秋の高山祭 パンフレット


安川通りから、下二之町通りを歩き、桜山八幡宮に向かいます。
昔の町並みが残って懐かしい感じです。「鳩峯車組保存地域」となっています。

その昔、町組ごとに屋台を所有するようになって、「屋台組」と通称されるようになり、それぞれの屋台組は競って改修や加飾を屋台に施し、その美と巧こ うを追求していっていったそうです。

↑ 鳩峯車(きゅほうしゃ)の屋台蔵です。普段は、この場所に屋台が保管されています。


八幡祭では、11の屋台組から屋台が出ます。

秋の高山祭 パンフレット


櫻山八幡宮の表参道前を、御神行(ごしんこう)が通過していきました。
伝統装束に身を包んだ数百人もの大行列です。 凄い!の一言です。
これだけの衣装の数を揃え保管し続けるのは、かなり大変なことだと思います。



↓ 裃(かみしも)姿の後ろに続く着物姿は、初めて見る「闘鶏楽(とうけいらく)」の衣装です。

御神行の大行列が通過した後、櫻山八幡宮に向かいます。
表参道には、屋台が曳き揃え(ひきそろえ)られていました。
絢爛豪華に飾られた全11の屋台のうち10台が並んで、とても壮観です。

下二之町上組の屋台 鳩峯車


櫻山八幡宮の境内がにぎわってきました。
これから、からくり奉納 が始まります。



下一之町上組の布袋台(ほていたい)によるからくり奉納です。
紫の衣装をまとった布袋様が絶妙な動きを見せます。数名の人で、人形を操っているようですが、かなりの技術が必要だと思います。伝統芸能ですね。

古い町並み

高山市は、町の中をゆったり宮川がなられています。
安川通り北側の宮川沿い(下三之町)では、毎日午前7時00分から12時まで(冬季は8時から12時まで)朝市が開催され賑わっています。

宮川の川岸

安川通りを挟んで、北側(下町)と南側(上町)の三筋の町並みを合わせて「古い町並み」と呼んでいます。

城下町の中心、商人の町として発達し、屋敷などが建ち並ぶこの「古い町並み」の景観は、国選定重要伝統的建造物群保存地区として指定されています。

高山市観光サイト

上町を散策します。
出格子で、江戸時代の雰囲気を残した2階建ての建物が並んでいます。
土産物屋・造り酒屋・カフェなどがあり観光客でにぎわっていますが、のんびりとした時間の流れを感じます。

中橋

高山ラーメン

【高山ラーメンの特徴】

スープは鶏ガラベースのあっさり醤油、麺は極細ちぢれ麺通常のラーメンはスープ(出汁)とタレ(かえし)を別々に作ることが多いが、高山ラーメンは、スープとタレを一緒に混ぜて煮込むのが特徴的である。2015年時点で、高山市内にラーメン店は30店舗ほどであり、同じ「高山ラーメン」でも味や具材は各店舗で異なる[

ウィキペディア

口コミ評価の高かったお店にいきました。

 ■つづみそば
  岐阜県高山市朝日町52
  【営業時間】11:30~14:00、17:00~22:00(売切れ次第終了) 
  【 席数 】カウンター 8席、テーブル 4名x4


開店前15分前にお店に到着。すでに待っている人が4名程いました。開店時間には10名以上の行列ができていました。さすが人気店です。


中華そば 700円を注文しました。
醤油ベースのあっさりとした味です。細ちぢれ麵で昔ながらの懐かしい味のラーメンでした。

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